二泊三日の富士登山ツアーを開催しました。
トータルで17~18時間程、富士登山に時間が擁しますが、平均して一日に6時間歩行に抑えれること、お鉢巡りが無理なく行えるスケジュールのために大きな魅力となっています。
クライアントの二人のペースに合わせ安全に楽しく登山することが出来ました。
まずは象徴的な一枚から。 龍神のような雲が太陽に近づいてきました。
一日目は新富士駅10時発、富士宮五合目12時5分のバスに合わせて集合しました。
一日目は終始雲の中、歩き易くて悪くなかったですよ。
一日目は山口山荘さんに宿泊しました。
ご来光の時間帯、箱根の山が雲海に浮かんでいるようでした。
火山属性の箱根。
バディの様子を気にするお客様。
5時のご来光を見てから8合目に出発。
途中から雨雲が近づいてきました。
山頂までラストスパート、
予想より2時遅れになりましたが山頂に無事到着、
その後吉田口山頂でご飯を食べました。
吉田口山頂に到着することには雲行きが一層悪くなっていきました。
浅間大社の奥の院 久須志神社を参拝、いざ歩き出そうとしたその瞬間、異変をキャッチしはじめました。
髪が逆立つような静電気が一気に走り、遠くで鳴っていた雷の音に気づくこともないまま、雷が迫っていたことを知りました。
幸運にも近くに久須志神社があり、無事避難することができたのですが。
久須志岳山頂の写真
翌日のニュースに以下のニュースがあがっていました。
吉田、須走口の下山道。
後に雷が落ち下山していた3人が落雷の影響で意識を一時的に失い、ストックがマル焦げになった。https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000364505.html?fbclid=IwY2xjawEhO3BleHRuA2FlbQIxMAABHZIwj_iu0TLBMrqXg32IMaE0RWflLXFB6FZWLc7S43OpuOfhWZWVsSymkQ_aem_udHp6dJl-hfdrd1gDEnSKA#lzkrzhs04d5t1nf6hkj
幸い大きな事故にあわずに済んだようで良かったと思っています。
久須志神社さんに避難させて頂き1時間程、様子をうかがってから御殿場口より下山を開始。80分ほどで赤岩8合館に到着しました。
天皇陛下が宿泊をされた山小屋さん。手作りのカレーなど楽しみました。
3日目の朝日の写真です。
悔しいです、で一世を風靡したザブングルの加藤さんが撮影で登って来られていました。赤岩八合館で休憩中。
後に山のラジオなどをされている石丸謙二郎さんにもお会いすることが出来ました。
宝永火口に向かう馬の背で、富士山に出来た火口を拝む、雲が幻想的で美しかったです。
帰りは樹林帯より五合目に戻りました。お客様も喜んでくれましたよ。
温泉、魚河岸でご飯を食べてツアーは終了しました。
本当に濃厚な3日間になりました。
本当にお疲れさまでした。
お客様から、
本当に幸せな時間を過ごさせていただきまして、ありがとうございました(emoji)
感謝感激です(emoji)
当分余韻に浸ってまだまだ楽しませていただきます。
お昼ご飯もテンションの上がるところに連れて行って下さり、温泉まで面倒を見ていただき、
感謝でいっぱいです。
本当にありがとうございました(emoji)(emoji)
とメッセージいただきました。有難いことですね。感謝致します。
気圧の変化をキャッチしやすい富士山、自然の力を軽んじてはいけないと改めて実感した山行でした。山では常に注意が必要です。皆さんも、雷の前兆を感じたらすぐに安全な場所へ避難してほしいと思います。
登山ではダイナミックな自然の姿を肌で感じることが出来ます。それは自分たちが自然の一部であることを思い出させてくれることでしょう。