一生登り続けたいと思える山がありますか??
そう聞かれたら自分は 花崗岩で出来た奥秩父の日本百名山 金峰山 2599mと答えることでしょう。
奥秩父は東京の最高峰 三峰の一座である雲取山~八ヶ岳方面に伸びる山域です
富士山に比べるとだいぶ古い地質だと云われています。
金峰山は水晶研磨で有名な昇仙峡と大きく関係する核となる山で、日本遺産に選定された霊山になります。
登山口の近くでは昭和40年台まで鉱山が数多く存在していたようで天然の水晶、その他鉱物が行われていたようです。
近くの山には乙女鉱山、黒平、八幡山、甲武信ガ岳方面などの水晶の産地が点在しています。長野県川上村には地元で採取された双水晶などを展示している博物館があります。
ヤフオクなどチェックしてみると面白いですよ。
1. 神秘的な霊山の歴史
金峰山は古くから信仰されている修験道の霊山です。その歴史は奈良時代にまで遡り、蔵王権現を祀り多くの修行者が訪れた場所です。
山頂付近には、五丈岩と呼ばれる巨大な岩がそびえ立ち、その姿は神秘的で圧倒されます。蔵王権現は賀茂氏の役行者により世におろされました。
役行者はその後の空海、行基などに影響を与えたと云われています。
2. 絶景の山頂からの眺望
標高2599メートルの山頂からは、富士山や南アルプス、八ヶ岳連峰、瑞牆山などの絶景を一望できます。この壮大なパノラマは、登山者にとって格別のご褒美となるでしょう。
3、日本の分水嶺です。
この山で降った雨は、山の稜線を隔てて山梨側のルートは太平洋に、今回登山する長野県ルートは日本海側に流れ込みます。
募集内容
開催日 11月12.13
難易度C4 コースタイム8時間 標高差1200m
料金 32000円 + 宿泊費用 11000円 山小屋さんで集金させてもらい支払いします
自家用車でお越しのお客様は2000円引き
集合場所 瑞牆山荘駐車場
行程
一日目 瑞牆山荘駐車場8時00..登山開始8時15分…富士見平小屋9時30…大日岩…砂払…金峰山小屋2350m15時予定…宿泊
二日目 金峰山小屋4時50分…コースタイム40分山頂…6時12分ご来光五丈岩…山頂…金峰山小屋… 下山1330予定… 温泉 ご飯など…
強風時には廻り目平コースに変更
瑞牆山荘からの金峰山
難易度 C4 C5が前回歩いた地蔵岳コース
スリリングな場所がある上級者向けですが、景色は圧倒的なルートです
瑞牆山と同じく北杜市増冨にある瑞牆山荘より歩きます。
最初の目的地は富士見平小屋で 1時間程
途中に瑞牆山が見えてきます
15分程で富士見平小屋に到着します
樹林帯を歩き
大日岩が見えてきました
千代の吹き抜け、岩場がありスリリングな場所も多いルートですが 、しっかりと歩けば問題は多くありません。腹を据えて向かえば、大概のことはどうにかなります。
このような尾根を歩くルートで綺麗な景色に出会えることでしょう。
日本人の底力といえるもの
宿泊する金峰山小屋
日本神話に登場する「日本武尊(やまとたけるのみこと)」が秩父を訪れた際、道案内をしたのがオオカミだったと伝わる。 以後、神の使いや御眷属(ごけんぞく)(親族・身内的な存在)としてあがめられるようになりました。 信仰が広がったのは江戸時代のこと。
山小屋さんでオオカミがモチーフになった暖簾を発見。
昇仙峡の金櫻神社でも狼札が頒布されています。
他にも三峰神社、青梅武蔵御岳神社など伝承が残っています。
ディナー。美味しいご飯を食べて次の日に備えましょう。
ご来光を楽しみに朝は山頂まで登り返します。
後は天に祈って引き寄せていきましょう。
至福の一時になりそうな予感です。
コーヒーをお出ししますので、カップお忘れのないように。
小屋に着いたらチェックイン。天気が良く時間が有ればもちろん山頂へ行って見ましょう。二日目になるかもしれませんが、山小屋さんから山頂までは40分。
ご来光を楽しみに朝登ることになるかも知れませんね。
翌日のご来光は6時12分が日の出となります。
稜線に上がるころにはマジックアワー始まっていますよ。
五丈岩。金櫻神社の奥の院です。
この景色味わってもらえたらと思います。
大好きな場所です。
隣の百名山 瑞牆山や南アルプス、富士山、八ヶ岳と四方を拝むことが出来ますよ。
絶景です。
11月の金峰山の温度 3度くらいが予想されます。
メリノウールなどのインナーにロンt +ウインドブレーカーなどで行動中は問題ないでしょう。
休憩時にはフリースがあれば問題ありません。
山小屋、ご来光時は薄めのダウン、手袋、ニット帽などあると寒さを凌げて大変便利です。
ご来光など、実に楽しみですね。