北関東の山を訪れたくなり、群馬の百名山である至仏山を訪れました。
河岸段丘で有名な沼田からは上州武尊山、谷川岳、燧ケ岳、日光白根山など百名山へのアクセスポイントになっています。
水辺が多い尾瀬は熊の出没が多いエリアとして有名で、熊鈴、熊スプレーなど携帯して入山しました。歩荷さんが多くの荷を小屋まで運んでいましたよ。
山の鼻ビジターセンターまでの木道ではブナ、ミズナラ、ダケカンバなど巨木を目にしました。
紅葉している葉がちらほら。
秋らしくマユミの実が色づいていました。
山の鼻ビジターセンターは尾瀬ケ原と至仏山の丁度分岐点に位置しています。
至仏山方向に分岐します。目の前に広がる山が今回訪れる御山です。
手前にある樹林帯を丁度抜けでるところ。
森林限界は1700m付近だったと記憶しています。
尾瀬の湿原が見えてきました。
標高を上げて行くと目の前には百名山、燧ケ岳が広がっていました。
蛇のような紋様が浮き上がる蛇紋岩。茶褐色の岩は2億年前の地質といわれています。
富士山は10万年、八ヶ岳は50万年前の地質であることを考えると、この山の歴史の深さを感じさせてくれます。この岩質は滑りやすいことでも知られています。
瀬織津姫が祀られる岩手の早池峰山、かつて大国主が移り住んだとされる岩木山なども蛇紋岩で覆われた山として有名です。
木道が現れ山頂近くに来たことを教ええくれます。
右手の方には栃木県宇都宮にある二荒山神社の奥の院 男体山が見えてきました。
山頂からは日光白根山や越後駒ケ岳など360度眺望がありました。
山頂部からこの稜線を歩きます。仏に至る山、なかなかに雰囲気がありますよね。
これは多くの人が訪れる訳ですね、ポイント高い。
谷川岳、武尊山方面は何層にも山々が連なっていました。
山体がえぐれている笠ヶ岳を見ながら標高を下げていきました。
途中石英の層にも出会うことが出来ました。
下山後は沼田インターに向かいつつささの湯さんを訪れ戻りました。良いお温泉でしたよ。
また訪れたいと思っています。
沼田インター近隣にある百名山紹介。どちらも素晴らしい霊山です。過去の記事ですが良かったら見てください。
晩秋の上州 谷川岳へ 中に写真がありますがマナイタグラ是非見て欲しいです。
日本百名山 上州武尊山 2158m こちらは残雪期の武尊山
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