市川三郷町 四尾連湖湖畔より蛾ヶ岳1296mに行ってきました。
市川大門町は甲斐源氏の祖が最初に山梨に居城を構えた場所で後に甲府、八ヶ岳方面に移り住んで勢力を拡大していきました。
江戸時代の甲州地誌『甲斐国志』は奥秩父の金峰山を北の鎮め、南アルプスの白峯を西の鎮目、
この蛾ヶ岳を南の鎮めと位置づけられた歴史ある山なんです。
富士八湖の一つに数えられる四尾連湖入り口は、蛾が岳の登山口にもなっていて夏はカヤックなどで賑わっています。
雰囲気のある痩せた尾根を進んでいくと
六地蔵が安置されておりました。
最後登り。
山頂に到着です。
八ヶ岳南麓の家から今朝富士をチェックした時にはそれほどでもないのかなと思っていましたが、雲一つない富士山に出会うことが出来ました。
山頂からは大展望が広がり、八ヶ岳、奥秩父の山々、南アルプス、眼下には甲府市街が広がっていくのです。
帰りに回り道をして四尾連湖方面に降りて駐車場に戻ることにしました。
下には貸しボートなどをしているお茶屋さんがありますので、時間のある時には訪れるのも良いですね。
コースタイムは3時間30 距離6.9キロ 高低差 646m
登山初心者のかたから富士の絶景を楽しんで貰えるルートになっています。
11月後半から4月位が標高的には良いのではないでしょうか。