<募集要項>
冬山登山の入門編 軽アイゼンなどつけて、夏山に使える歩行術をお伝えします
登山冬靴の用意がなくても雪山入門 は出来ますのでこの機会に。
日時 2月20日、3月12日、26日募集しています。月曜日以外開催出来ます。お問い合わせください。
集合場所 茅野駅
費用 15000円
最少催行人数 2名
難易度 B2 立石コース〜杖突峠コースに下山
標高差700m
軽アイゼン、チェーンスパイクレンタル 一日1000円
(行程)
茅野駅集合9時30分・・・登山口まで車移動1010・・・登山開始1030・・・山頂13時・・・16時下山予定・・・守矢神長官16:30・・・温泉 ・・・茅野、上諏訪駅解散18時30
コースタイム4.2時間
聖地である諏訪をこの守屋山から再発見

諏訪大社と守屋山は、諏訪に深く根付いた歴史と神話が息づく聖地。お諏訪様と崇められていますが、諏訪大社のご祭神は、国譲りの神話で知られる通り建御名方神 (別名 建御名方富命)とその妃である八坂刀売命(地元の豪族の姫)です。タケミナカタは記紀(『古事記』・『日本書紀』)によれば、大国主命と高志沼河姫(コシネナカワヒメ)の次男とされ、国譲りの神話にて鹿島の武甕槌神(タケミカヅチ)と香取の経津主神(フツヌシ)らの天孫族に敗れて諏訪の地に留まった国津神 出雲の御子神様です。
お諏訪様は龍神さんとの関係があるようです。
守矢氏とミシャクジ神
守矢氏は、諏訪地方における古代からの大祝(生き神)という神職 神長官を務めた家系で、タケミナカタ神以前から土着していたといわれています。特に「御社宮司、ミシャクジ神」という精霊的な存在と結びつき、守屋山を神聖な山として崇めてきました。守屋山は、守矢氏の祖先が祀ってきた神々の聖域であり、諏訪の自然崇拝の象徴的な存在となっていたようです。(守屋神長官資料館が残っている)
諏訪の町には御社宮司社の神社が多く存在しています。
鹿の國、御室神事で登場する2神を紹介
ミシャクジ神 信仰は全国に広がりを見ることが出来ます。実体はなく、石や木や人などに依りまして存在を表す。
ソソウ神 蛇神。ミシャクジ神と混じり新しい活力あるエネルギーを生む存在。春の芽吹きを促す。


雨乞いの伝統
守屋山は、農耕にも深くかかわる雨乞いの山としての逸話が残っています。
古くから、守屋山の周辺に住む人々は、干ばつに苦しむと山に登り、雨乞いを行いました。もしも願いが叶わないときには、山中にある祠を転がして谷に突き落とすほどの切実な祈りが捧げられたと伝わります。現在、その祠は柵で囲まれています。お祀りされているのは 漏矢神とも。
そのような面からみても、蛇神や龍神に繋がる世界観。水、龍、蛇と切り離せない存在。

守屋山は諏訪大社のご神体山と云われている山。古くは神奈備信仰と云われ、磐座(夫婦岩)や奇石などが信仰の対象になっていました。一説によると八ヶ岳がご神体と云われる話もあるそうです。

八ヶ岳横岳からの一枚 諏訪の神器 薙鎌のような雪渓が阿弥陀岳に現れます

杖突峠の奥にある立石登山口から登山を開始
亀石


鬼が城

木花咲夜姫が祀られている浅間の滝などを見ながら山頂を目指します

山頂は360度の大パノラマ
八ヶ岳赤岳、横岳方面

聖地諏訪など楽しむことが出来ます。


諏訪の歴史ある温泉に入り温まり戻りましょう。
諏訪湖湖畔に佇む昭和3年に設立された『片倉館』は
テルマエ・ロマエⅡのロケ地にもなっており、レトロというより、モダンで高級感がある温泉です。深さが1.1mもある千人風呂が有名です。
お試しあれ。

持ち物
〇軽アイゼン 又は チェーンスパイク
これから購入する人は歯の長い軽アイゼンを求めても良いかも知れません。チェーンスパイクはゴム製で脱着しやすいので、本格的な冬山登山でも用いることがありますが、積雪量が多いと歯が短いこと、雪が靴の裏で玉になってしまうなどデメリットも存在します。
軽アイゼンなどレンタルも出来ます。
〇ゲイター

スノーブーツまたは 夏山登山靴などでも可能
登山出来る服装
〇レインウェア(風などを防ぐことが出来ます
〇ダウン (寒さ対策としてダウンです。ダウンは雨や汗に弱く行動着には不向きですので、行動着のフリースが別途必要です
〇行動着のフリース
〇ニット帽
△目出し帽、ネックウオーマー あると便利です workmanなどで1000円くらい
〇インナー手袋+オーバー手袋 またはテムレス 寒くないように
〇カイロ (靴の中にもあると暖かくて良いです
〇水分 お湯500m以上 宿でお湯を補充出来ます
〇行動食 どら焼き 羊羹 ドライナッツなど
〇温泉の道具
天気予報 最も寒くなる時間 マイナス0度~-10度程度です。
強風時には頬など肌を露出しない工夫が必要です(フリースのフードなどでもカバーが出来そうです。
オーバーパンツやカイロなど寒さに対応出来る準備をお持ちください。