活き活きと生きていくために山へ行く選択肢
お休みだったこともあり母親60歳代を連れて山へ行く機会に恵まれた。ここ数年何度となく山へ連れては出ていたけれど、連続してというのはなかなかない機会だったのでその時の母親の変化を記しておこうと思う。
母親は10日振りの登山で、呼吸が深く出来るようになってきたと話してくれた。はっきりと顔の表情が明るくなって、はきが出てくれたことは日常の素顔を知るものとしてとても嬉しいことだった。呼吸器の 肺は心臓とパイプをダイレクトに持ち繋がった臓器で、呼吸の深さはストレスの多さと直結した健康バロメーターのような臓器である。皮膚、新陳代謝などとの関係性も示唆できる臓器である。
里の生活を続けていると許容量を超えてしまうほどの刺激がはいってきてしまうことがあり、自己浄化(単純睡眠 ではとても追いつかないほど、ストレスを感じてしまうことがある。
鏡を見て顔から疲れが取れていないなと思うとき、山や海など自然の中に身を置いてみようと思ってもらえたら嬉しい限りである。きっと外側にも変化が訪れることを実感頂けるはずである。登山は大切なことに気付ける動く瞑想のようなものでもある。実際母親は、理不尽なことや、愚痴を聞いてしまうところがあって、どっと疲れてしまっていたと後に語ってくれた。
疲れ切ったエネルギーを蓄えて我慢に我慢を重ねてしてしまうと自己免疫力の低下にも繋がり、病にでもなってしまえば家族にもただならぬ影響が必ず出てくると思われる。
身近な人を山へお誘いする、定期的に訪れることは本当に有益であると確信し、お勧め致します。