花崗岩の台地が雪に埋もれてしまうその前に、中央アルプスの花崗岩の山、木曽駒 宝剣岳を訪れたいと、やってきました。
絶景ポイントまでのアクセスが良いだけに、人が多そうなイメージが拭えなくて、足が遠のいていたのですが、同じエリアの空木岳の磐座の写真を見つけてこれは行かねばと、ハッとさせられたのがきっかけで今回やってきました。
中央アルプスの木曽駒ケ岳2956mは、日本百名山の一座で、絶景を多くの人が楽しめる山だと思います。駒ケ岳の往復のコースタイムは4時間以内標高差もあまりない山なのです。グレーディング表ではB2
バス、ロープウェイを乗り継ぎ登山口である千畳敷カール2612mまでスーッと行けてしまうので、この日も多くの観光客が訪れていらっしゃいました。おそらく1~2割程度が登山者さんかな、そんな印象でした。
山頂駅2612mから左手に宝剣岳を見ながら標高を上げ、駒ケ岳方面に歩を進めます。
宝剣岳が左手に見えてきました。凄い存在感を放っていました。
宝剣山荘に立ち寄り珈琲を頂きました。
通常の営業は10月の末までのよう、後は土日祝日営業になるようです。
宝剣山荘の右手側には
伊奈前山に続く稜線。なかなかに良いルートな予感。
日陰にあたる場所にはうっすらと雪がついていました。
中岳方面に歩を進めると、北岳~間の岳の天空の回廊を彷彿させる美しい尾根が見えて来ます。
中岳でお参り。
一度ピークを降って、
どっしりとした尾根道が山頂まで続きます。
山頂には二つの社がありました。立派な狛犬さんのあるこちらのお社が自分的には気になりました。
後ろ側には八ヶ岳。
山頂から将棋頭に続く尾根で記念撮影。
どこを向いても素晴らしい尾根がこの山にはあるんですよね。魅力的ですね。
僕の右手側後ろに八ヶ岳が見えていました。
折角なので先ほどパスをしていた宝剣岳へ。
実は今回この山を検討している中、ここには立ち寄ろうと心に決めていたのです。
日陰部分は既に凍っている箇所があり、今年初のアイゼンを使用しました。
山頂直下の最後の鎖場。
落ちたら大変なことになること間違いなしのルートなのですが、幸い風も穏やかで空荷で上がらせて貰いました。
宝剣岳からの絶景。
はるか向こうに空木岳が見えています。
山頂からの千畳敷カール。
正面には甲斐駒ケ岳、北岳、間、農鳥岳~聖方面の南アルプスの山々と、富士山を臨むことが出来ました。
千畳敷カールまで降り、
明治亭にてソースかつ丼頂き戻ってきました。
ゆっくりと山を満喫し魅力を沢山感じる事が出来ました。またきたいと思います。
菅の台から千畳敷カールまでの交通機関
花崗岩の山お勧めです。
花崗岩は天然放射能を発していて、癒しの効果がある と感じています。