Over the Age mountain tour

整体師登山ガイド 伊藤 リョウ

信仰の道 雲取山へ

blog山日記(2021年)
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秋分の日、日本百名山である雲取山に信仰の道 三峰神社登山口から行ってきました。

三峰神社縁起によれば、ヤマトタケルが東征中、碓氷峠に向かう途中に現在の三峯神社のある山に登って伊弉諾尊・伊弉册尊の国造りを偲んで創建したという。

景行天皇の東国巡行の際、天皇は社地を囲む白岩岳、妙法が岳、雲取山の三山を賞でて「三峯宮」の社号を授けたと伝える。空海が観音像を安置したと縁起には伝えられています。

片道は10.7キロ。トータル21.4キロ。


三峰神社駐車場は8時から18時までの営業ですが夜間駐車は可能とのことで、仮眠をさせてもらい3時に出発しました。

3.5キロ地点の霧藻が峰までは緩やかな道が続きます。
単独、真っ暗な道のりは心が折れそうにもなりますがヘッドライト装着で、般若心経や光明真言を唱えながら歩き続けました。

大文字草

霧藻が峰~前白岩岳は急登の連続

今は使われていない崩壊気味の小屋がありました。

白岩山山頂付近。太陽が出て朝日を感じるようになってきました。

芋ノ木ドッケ分岐では多くの鹿に遭遇。

整備が行き届いた道。苔むした感じが素敵ですよね。

出発から5時間。400人が収容できるという雲取小屋に到着。
霧藻が峰や白岩小屋と元々は営業していそうな小屋もあったけれども、今は営業はしていないので注意が必要。


水場がありテント泊を楽しんでいる人がいましたよ。

色づくナナカマドの実。

山頂付近の登りです。

もう一息。

山頂に到着。雲取山山頂からの富士山です。なんとも綺麗な稜線美ですね。

かつて訪れた奥秩父 甲武信ヶ岳、大菩薩嶺、南アルプスの甲斐駒、大山Etc多くの山を確認することが出来ました。

雲取山山荘のテント場近くからの写真です。

マークがあるところが三峰神社、駐車場があるところ。手前にある白岩山、霧藻が峰などを超えて戻ります。10.7キロ。

登りは真っ暗で見ることのなかった山道。いい雰囲気でていますでしょ。

霧藻が峰には休憩出来るスペースがありました。

サルの横顔にも見える石灰岩の巨石。

霧藻が峰のすぐ下に位置する地蔵峠にあるお地蔵さん。

かつて歩いたことのある三峰神社奥の院 妙法が岳。今回は三峰神社さん同様にパスさせて貰いました。
この鳥居をくぐり抜け歩いて行くと三峰の奥の院と雲取山の分岐があります。

三峰神社はコロナ禍でも流石に人が多そうでしたね。駐車場は帰りがけに待ちが発生していましたよ。流石人気の高い神社さんですね。

今回歩いたコースのほかにも奥多摩湖からのコースや山梨、神奈川県にアクセスが良い三条の湯からのコースがあります。

今回は信仰の道を歩きました。

 

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