茂木健一郎氏が語る 歩くことの重要性 についてたびたび語っていますのでご紹介します。
歩くことで、脳の中のさまざまな情報が整理され、気にかかっていたことが、解きほぐされた。 また、歩き始めて以来、精神の状態は明らかに改善したと発言されています。
茂木さんは元東大解剖学者の養老先生同様に子供の時に虫取りに夢中に明け暮れ、2012年以降一日に10キロを超えるようなウォーキングをもされているようです。平地を歩くのに4キロを1時間で歩くことから茂木さんは少なくとも2時間オーバーのウォーキングをされていると考えられます。
米国がん学会が実施しているコホート研究「がん予防研究-3」は13万9,255人(男性 6万2,178人、女性 7万7,077人)を対象にした研究結果がある。
1999~2012年の13年間の追跡期間中に、男性2万4,688人、女性1万8,933人が死亡した。
週に2時間未満のウォーキングを行っている群と比べると、運動をししない群では、死亡リスクが26%上昇し、さらに、対照群の2倍にあたる週に2.5~5時間のウォーキングをしていた群では、全死亡のリスクが20%低下した。
調査では、ガイドラインで推奨されているレベルを下回るウォーキングであっても、死亡リスクを低下できることが判明した。
また、ウォーキングを習慣として行うことで、心疾患による死亡リスクが20%低下し、がんによる死亡リスクが9%低下することも判明した。
ウォーキングの効果がもっとも高いのは肺炎やインフルエンザなど呼吸器に関連する疾患であり、高齢の人が週に6時間のウォーキングをすることで、そうした疾患による死亡リスクは35%低下した。
と結果が報告されている。
一度の登山や運動で一週間から、場合により一か月間 はベースの状態よりもよい状態を維持できている と報告が出ています。
がんの研究などで脚光を浴びているのがナチュラルキラー細胞ですが、副腎皮質で生成されるコルチゾールが活発に働いている影響下では働きが良くないよいと指摘されています。
コルチゾールは過度なストレスを受けると増加し、うつ病患者などでは高値を示しているようですが、茂木さんがおっしゃるすっきりとした状態の時にはコルチゾールは働きにくい状態にあるように思えます。
脳がすっきりとした状況をどのように作るのかが問われていると考えます。
自然の中に入って活動をしていますと、すっきりとするのもこのためであろうと考えられます。週に一度数時間のトレッキングなどを行う習慣は、すっきりとした気持ちで生活を送るために また病気を克服するためにも有意義であると考えます。
デフォルト モード ネットワーク について脳科学者の茂木健一郎さんが語ってくれていますので一度ご覧下さい。
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