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南アルプス鳳凰三山 薬師岳へ

blog山日記(2021年)

幼き頃より見て育った鳳凰三山 薬師岳へ、行者さんらと共に夜叉神峠登山口から行ってきました。
今回は長野県富士見町で忍者研究 道場をされている伊与久さんご家族、庵那和尚人さんらに同行させて貰いました。

伊与久さんの道場には以前から所属している新陰流の稽古などでもお世話になっております。
https://www.facebook.com/daigo.iyoku

庵那先生 https://www.facebook.com/profile.php?id=100013513327686

5時集合、530分出発。

地蔵菩薩をお祀りする祠で。

夜叉神峠を越えると少し朝日を感じる時間になりました。

ブロッケンが一瞬出たのですが、カメラには残念納められなかったですね。

歩きはじめてから5時間。南御室小屋に到着しました。

館内にはヤナギランが咲いていました。しばし休憩です。

がま岩
よーく見て下さい、目が合ってしまいませんか?弁慶が投げた石と伝わるそうです。

絵になる伊与久氏

砂払山 行者さんのお父様が50年前に奉納された剣の前で祈りを捧げました。

世代を超えた信仰の道。

無事に終えて記念撮影

宿泊をする小屋までもうひと踏ん張り。花崗岩があり白浜のよう。天空の砂浜です。

砂払山を少し下る。

眼下には薬師岳、コルには薬師岳小屋が見えて来ます。
霧雨で視界がなかなか定まらない。

薬師岳小屋に到着しました。到着すると待っていたかのように雨脚が急に強くなり始めました。

ご加護を感じる瞬間ですね。
夕食1730まで時間があり、雨が小雨になってきたので、伊与久さんに案内を頂き祈りの場へ向かいました。 

薬師窟にて。
登山道からは少し外れている窟屋。

イワカガミの葉が紅葉してますね。小屋に戻ります。

薬師岳小屋さんでゆっくりと朝を迎えることが出来ました。
コロナ対策仕切りがありプライベートスペースも充実していましたよ。

薬師岳小屋の小林様お世話になりました。

早朝、雨は降りやまず、三山参りは早々に断念を決意して、祈りの場にだけは立とうと4人で行動することを決め出発しました。観音岳への稜線上にある刀利大権現の碑を発見してお祈り、後に薬師岳小屋に戻りました。

小屋で二人と合流してきた道を戻ります。雰囲気が伝わると良いのですが、今日は生憎の雨で、近隣の北岳などですら見ることが叶いませんでした。こんな日もありますね。

南御室小屋で昼食。

南御室小屋の方を含めての記念撮影頂きました。

今回のように眺望がない日には、普段では注目されないものに目がいくものです。

伊与久さんの息子さん真澄君。大人でも雨の中での登山はしんどく心が折れてしまうことがあると思いますが、そんな時を経てほんのりお兄さんの顔つきを見せてくれました。

隣の甲斐駒ヶ岳も三年連続で登っている小学生。良い経験を積んでいますよね。

昨日は目にもつかなかった大きなタマゴタケが出現していました。のちにパスタになったのだとか。

杖立峠を過ぎたらば太陽を感じるようになってきました。

夜叉神峠で最後の大休憩。

だいぶ晴れ間も広がってきました。

今回は雨にうたれながらの山行で、三山を廻るという当初の目的は達成出来なかったけれど、行者さんに同行させて貰えたこともあり貴重な経験となりました。

本当に有難う御座います。

今回歩行した距離は20キロ。

数字だけ見ると長丁場には感じられてしまうかもしれませんが、地蔵岳の青木鉱泉や御座石ルート(直登ルート)より斜度がきつくなく、

夜叉神峠登山口は歩きやすく比較的優しいイメージで、体力的にもお勧めなコースです。

地 蔵 岳 のコース紹介

南アルプスの雄 甲斐駒ヶ岳、雌山 鳳凰三山といった印象。

10月初旬に紅葉を迎えます。ツアーも開催していきたいと思っておりますので気軽にお問い合わせください。中級者の方であれば十分に楽しんでもらえると思いますよ。


整体師登山ガイドは随時個人ガイドも受け付けておりますのでお気軽にお問合せ下さいね。