整体師登山ガイドの伊藤です。
今年は12月くらいからぐっと寒くなり、八ヶ岳は割と雪が多い印象です。
如何お過ごしでしょうか??
僕が住むエリアは消して豪雪地帯ではありませんが、近くに入笠山、北横岳、車山など雪山登山の登竜門的なフィールドがいくつもあり、クライマーにも人気の八ヶ岳などがありますので、今日はアイゼンを用いた雪山歩きとスノーシューを用いたハイクの話をさせて貰います。
雪がある山に行ってキラキラと光る綺麗な景色を楽しみたいのだけど靴が、冬靴って高いんでしょ・・・とお客様の声が多いので、そのあたりを書いてみたいと思います。
まずは冬山に定番のスポルティバの冬靴です。前コバ、後ろコバともにあるのでワンタッチアイゼンなどすべてのアイゼンの使用が可能。定価は7万円くらいですが、メルカリで3万くらいでゲットすることが出来ます。
こちらは3シーズン用の保温材入りのシリオの登山靴。後ろにコバがあるのでセミワンタッチ式アイゼン、ノーマルのアイゼンを使うことが出来ます。定価4万円ほど、
アイゼン着用時
冬山でもフラットな傾斜のない平地ではアイゼンは必ずしも必要ではないのですが、凍った斜面を安全に上り下りするためにアイゼンが欠かせません。
夏の登山靴と冬の登山靴の大きな違いは、
つま先部に反り、ソールの硬さ、用いることの出来るアイゼンの違い、保温剤の有無 コバの有る無しなど違いがあります。
つま先がすこし反っている、つま先側と踵側からそれなりの力を入れると、ソールの柔らかな夏の登山靴は折れ曲がるように変形をしますが、
冬靴のソールは固く圧を加えても変化はしないものなのです。
アイゼンを着用している時に夏靴はソールは、冬の靴に比べて柔らかいために折れ曲がりやすくアイゼンが外れやすくなってしまうという欠点があります。勾配がきつい八ヶ岳の岩稜帯などの山を目標にされている場合には保温材入りの冬靴の購入をお勧め致します。
しかし冬の入笠山や北横岳など勾配のあまりない山では3シーズン用登山靴にアイゼン、スノーシューなどをつけ歩いている人を目にする機会が多いのもまた現実。そういった方は残雪期に推奨の3シーズン用に後ろコバがついているタイプを選んでいる方が多いようです。
夏靴で通気性が高いメッシュの軽い登山靴に防水スプレーをかけ、足裏ににカイロを入れて歩く人もいるようですが、濡れから冷えを起こすのではないかと心配ではあったりします。個人差がありますので推奨は出来ないのですが、雪が積雪や天候のコンディションにも拠るのですが短い時間なら試してみる価値があると思います。
コースタイムで4時間以上のコースを歩く場合は快適性を増すものですので、冬の登山靴をお勧めします。
スノーシューを用いて雪山を歩く。
積雪がひざ下くらいまであるような道はアイゼンで歩くことはなかなか困難で、浮力のあるスノーシュー、ワカンなどのギアを用いて山歩きをします。
北横岳や、入笠山、車山などフラットなところを進むコースを選べば日ごろ使っているスノーブーツにスノーシューでもハイクを楽しむことが出来ますよ。
レンタルも今の時代は出来ますからね。
メルカリなど中古品を見てみるとなんと半値以下に
冬の登山靴は安いもので5万円くらいからですが、今はメルカリなどで数回しか履いていないものが半額くらいで出回っていることもありますので、一度お店で足に合うものを選び、後にネットで探して見てもらえると良いのではないかとも思ったりしています。
同じメーカーの靴でも、横幅の作りが異なるということがあるので注意が必要です。
冬靴も15000円くらい~探せば出てくることと思います。靴は大事です。
入笠山、北横岳、車山など最短4時間程のハイキングコース。
4時間のコース料金は 一グループ1万8000円+交通費で行っています。
スノーシューも数名様分レンタル可能です。
雪のある山、雪のない山 のガイド・紹介をしていますので是非ご検討ください。
空気が澄んでいる今の季節、綺麗な景色に出会えるシーズンでもあります。
気持ち良いですよ。
冬山初心者から中級レベルの方に合わせたお勧めのコース、プランが御座います。
富士を愛でる山などメニーからご覧ください。
興味を持たれた方など問い合わせお待ち致します。