健康を維持するのに欠かせないものは、と聞かれたら間違いなく姿勢、と答えます。
私が習っている古武道は戦国時代から続くものですが、2011年7月より学ばせて貰っていて古来の身体の使い方を学んでいます。
整体で気を通す、どこにストレスを感じているのかにおいても着実にレベルアップになっていると常に実感してきました。時代は変われども変わらないものがあるって凄いと私は思います。
剣術の身体の使い方というとそんなの出来ないよと云われてしまうと思いますが、これは剣術の基本姿勢だけではない話なのです。
スキーで国体を目指すような人もこの基本的な身体操作を知っておられましたし、ダンスでも同じだと聞いたことがあります。また野口整体でも同じことを表現されておりました。
正坐またはあぐらの状態で背筋をすっと伸ばして、腹から胸まで気を上げる。これが最低限の基本となります。
これがなかなか捉えることが出来ない方は骨盤を少し立てるイメージで動かしてみたり、上半身を前後に少しづつ動かして上げれる位置を模索してみて下さい。
これは日本整体協会 野口整体でも活元運動の導入法として行っておったように記憶しています。その時のコツはお尻の穴をキュッとつぼめ上に引っ張られるイメージと伝えておられましたね。
剣術ではこれに加えて肩から肩甲骨~腰に圧をかけて、身体の中にテンションを掛けるようにしてすべての動作を行っています。
すべての動作に及ぶ話ですので意識がなければすべてただの運動になってしまいます。
剣術を習い始めはや10年目ですがこの身体の使い方をしている師匠をみて何か自分と違うんだよなと実感させられる日々であり、立つ動作、座る動作も全く違ったものになっていきますよ。
ピンときた方は一度捉えてみてくださいね。
「動きのクオリティーが上がる」と思いますよ。