Over the Age mountain tour

整体師登山ガイド 伊藤 リョウ

中央アルプス 木曽駒ケ岳、宝剣岳へ

blog 山日記(2023年)

花崗岩の台地が雪に埋もれてしまうその前に、中央アルプスの花崗岩の山、木曽駒 宝剣岳を訪れたいと、やってきました。

絶景ポイントまでのアクセスが良いだけに、人が多そうなイメージが拭えなくて、足が遠のいていたのですが、同じエリアの空木岳の磐座の写真を見つけてこれは行かねばと、ハッとさせられたのがきっかけで今回やってきました。

中央アルプスの木曽駒ケ岳2956mは、日本百名山の一座で、絶景を多くの人が楽しめる山だと思います。駒ケ岳の往復のコースタイムは4時間以内標高差もあまりない山なのです。グレーディング表ではB2

 バス、ロープウェイを乗り継ぎ登山口である千畳敷カール2612mまでスーッと行けてしまうので、この日も多くの観光客が訪れていらっしゃいました。おそらく1~2割程度が登山者さんかな、そんな印象でした。

山頂駅2612mから左手に宝剣岳を見ながら標高を上げ、駒ケ岳方面に歩を進めます。

宝剣岳が左手に見えてきました。凄い存在感を放っていました。

宝剣山荘に立ち寄り珈琲を頂きました。

通常の営業は10月の末までのよう、後は土日祝日営業になるようです。

宝剣山荘の右手側には

伊奈前山に続く稜線。なかなかに良いルートな予感。

日陰にあたる場所にはうっすらと雪がついていました。

中岳方面に歩を進めると、北岳~間の岳の天空の回廊を彷彿させる美しい尾根が見えて来ます。

中岳でお参り。

一度ピークを降って、

どっしりとした尾根道が山頂まで続きます。

山頂には二つの社がありました。立派な狛犬さんのあるこちらのお社が自分的には気になりました。

後ろ側には八ヶ岳。

山頂から将棋頭に続く尾根で記念撮影。
どこを向いても素晴らしい尾根がこの山にはあるんですよね。魅力的ですね。

僕の右手側後ろに八ヶ岳が見えていました。

折角なので先ほどパスをしていた宝剣岳へ。

実は今回この山を検討している中、ここには立ち寄ろうと心に決めていたのです。

日陰部分は既に凍っている箇所があり、今年初のアイゼンを使用しました。

山頂直下の最後の鎖場。
落ちたら大変なことになること間違いなしのルートなのですが、幸い風も穏やかで空荷で上がらせて貰いました。

宝剣岳からの絶景。

はるか向こうに空木岳が見えています。

山頂からの千畳敷カール。

正面には甲斐駒ケ岳、北岳、間、農鳥岳~聖方面の南アルプスの山々と、富士山を臨むことが出来ました。

千畳敷カールまで降り、

明治亭にてソースかつ丼頂き戻ってきました。

ゆっくりと山を満喫し魅力を沢山感じる事が出来ました。またきたいと思います。

菅の台から千畳敷カールまでの交通機関

中央アルプス駒ヶ岳ロープウェイ

花崗岩の山お勧めです。

花崗岩は天然放射能を発していて、癒しの効果がある と感じています。

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