Over the Age mountain tour

整体師登山ガイド 伊藤 リョウ

7月10~9月10 整体師登山ガイドのプライベートガイドで富士登山を満喫しよう

イベント・ツアーなど募集のお知らせ

富士宮口発のプライベートツアーやツアーガイドを2015年からさせて貰って合計1000人ほどを山頂にお連れしてきました。1年の内に、開山期間が2か月しかない富士山。山梨県北杜市の自宅から日々見上げていた富士山でのガイドは自分にとっても特別なもの。

富士山は誰もが愛し、憧れを持つ山ですが、元気を与えてくれる山であると感じています。

プライベートガイドではお客様の体力に寄り添った無理のないペースで安全に山頂までお連れして、安全に下山をしていきます。

富士登山してみたいけれども登山経験が少なかったりで装備や、事故など考えれば考えるほど不安になってしまう一面が出てくるもの。そんなお客様の不安を取り除き、おおらかな気持ちで富士登山にのぞんで貰えたらと使って思っています。

富士山を貫くレイライン上には多くの各国の一宮などが存在します。日が昇る東の端は太平洋に面する上総国一宮・玉前神社、西に移動すると相模国一宮・寒川神社そして富士山。さらに西には身延山(日蓮宗総本山である身延山久遠寺)、伊吹山、琵琶湖の竹生島、元伊勢(福知山・皇大神社)、そして大山、そして西の果ては日本遺産にもなった日が沈む出雲大社が鎮座します。 

富士山は間違いなく日本の核となる場所。 

日本の象徴と云われる富士山を味わい尽くしましょう。 

富士山の最短のルートが富士宮ルートです。

富士宮口からの2350mから山頂を目指すルートです。

往復の距離:約8.5km 所要時間:登り:5時間30分 下り:3時間50分 お鉢巡りは1時間30

一番登山者が多い吉田口は2300mからスタート。

往復の距離:約14km 所要時間:登り:6時間10分 下り:3時間30分 お鉢巡りは1時間30 

これは個人差はありますが休憩しながら17~18時間程 富士登山に要しています。

相模湾、伊豆半島、駿河湾などを眺めながら登山が出来るコースが富士宮ルート。2500mを過ぎると風など遮る木々はない森林限界に入ります。風や雨に晒されることがありますので帽子などには紐があるものを選んでください。日焼け止め サングラスも必須。

富士山は5合目以上は森林限界を超え、遮るものがなく紫外線量が多いのが特徴です。曇った日でも日焼けは体力、集中力の低下に繋がりますの、肌の露出を抑える服装、長袖のロングTシャツなどお持ちください。

風が吹く予報がある時にはメリノウールのインナー薄手が役にたちます。

富士登山募集内容

期間 7月10日~9月10日 プライベートのガイド料金

  • 料金 〇1泊2日 10万円+お客様宿泊費用(保険代金含む) 

     ワングループ4名様まで 例 25000×4   他社では15万円程かと

  •    〇2泊3日 13万+お客様宿泊費用 (保険代金含む 

     1グループ4名様まで   例 32500×4  

  5名以上の場合はご相談ください。

   お客様分の宿泊費用は別途かかります。一人一泊1万円程。

   ラインなど繋がって頂けましたらツアー中に写真をお撮りした写真を後日ダウンロードしていただいております。 

   まずはカレンダーにて空き情報をご覧頂いた上、ご連絡をお待ち致します。

      

    集合場所の富士宮口5合目までの交通

新富士駅、三島駅より富士宮口5合目に往来するバスが御座います。

自家用車でお越しの際

7月10日~9月10日はマイカー規制があり富士宮口からの登山では水が塚に車を駐車して頂き、そこからシャトルバスをご利用いただくことになります。

駐車料金は一泊1000円。

2泊3日の行程

一日目 水ヶ塚公園にて1030集合または富士宮5合目集合1205…オリエンテーション…12時40五合目出発… 35分…6合目 雲海荘 宝永山荘…90分… 新7合目ご来光館…一時間…16時40元祖7合 山口山荘到着  

二日目 元祖七合山口山荘…1時間…8合目池田館…1時間… 9合目万年雪山荘…1時間… 9.5尺胸突山荘 …1時間…山頂…御殿場口から下山開始9時…赤岩八号または山頂荘宿泊 お鉢巡り90分

三日目…赤岩8合館…砂走館…わらじ館…宝永火口…富士宮6合目…富士宮5合目バス乗り場にて解散 13時を予定しています。

集合場所 富士宮5合目 バスの発着所です。

6合目の雲海荘は5合目から30分程。 

雲海荘から2時間程で、新7合目ご来光山荘2780m、そこから一時間程で一日目に宿泊する 山口山荘さん 3010m です。 

標高が上がるにつれ高山病のリスクがあがっていきますが、寝ている無意識化で具合が急変するケースを見てきました。一つ上に見えていつのは8合目池田館ですが、高山病のリスクの少ないこちらで身体を慣らしていけたらと思っています。ゆっくりと休んで次の日に備えて行きましょう。
耳栓、アイマスクはあったらよいアイテム。

富士山2日目は元祖7合目からのスタートです。

8合目までは岩場が続くルートです。コースタイムは1時間程。

 

8合目到着。 池田館上の鳥居標高は3250mです。日本2番目の北岳3193mを凌ぐ標高です。鳥居より上はご神域ですね。

9合目 満月に照らされる万年雪山荘 3460m 

カフェ営業をしている富士宮口のオアシス的な存在です。暖かなものなど頂いて9合5尺、山頂を目指していきましょう。 

山口山荘さんより4時間、山頂に到着します。 

富士宮口の山頂には浅間大社の奥の院が鎮座しています。 

木花咲夜姫(浅間大神)、大山積命、瓊瓊杵尊をお祀りしています。 

大山積命を祀る総本山は愛媛県今治市にある大山積神社。またその元宮は大阪茨木市にある三島鴨神社と伝わっています。神武天皇につき従ってきた一族なのかも知れません。加茂氏なども同氏族と本で読んだことがあります。

日本最高地点 剣が峰3776mと噴火口

そしてもう一つの神社は吉田口、須走口の山頂に 

富士山頂上久須志神社 

浅間大社奥宮の末社で、大名牟遅命(オオナムチミコト)、少彦名命をお祀りします。 国譲りをした神々ですね。

長野県、山梨県の県境にある八ヶ岳が見えました。

下山に用いる御殿場口山頂

赤岩8合目付近3302m 二日目はここで宿泊です。 

宝永山に向かって歩きます。 

わらじ館~宝永山は富士登山競争でお馴染みかも知れない砂走。

ストックを突きながら踵重心で歩くと、砂スキーのような感覚が味わえます。

御殿場口と宝永山分岐を宝永山方向に分岐 、ここは間違えられません。

宝永第一火口の脇にベンチがあります。富士山の内部構造が感じられる場所になります。

6合目に向かう最後の坂道と分岐、 

そこからは5合目まで後35分程。 

富士登山まで何を用意すれば笑顔で富士登山を楽しめるかを紹介

〇富士山登山までに身につけたいこと 

  • 1.安全に歩行をし続けるために必要な基礎体力、筋力を養おう

富士山の登山道は、コンクリートの整地された道ではありません。

本来なら不安定な登山道で、次に自分の足を置く位置などを考え安全に進んで行く必要性があります、筋力をなるべく消耗しないように腰の大きな筋肉を使い、安全に進んでいく必要があります。
 
そのためには体軸をある程度キープして歩く必要があります。脚裏(土踏まず)から腰、そして胸、頭を同線上に置き百会から軽く引っ張りあげられるような姿勢をなるべくキープしたいものです。

丹田の真上に胸が乗る状態をキープ出来ると上半身の力を下半身に伝える事が出来るため、スリップしやすい箇所でも安全に、長時間の歩行が出来るようになります。

骨に乗るといった状態になります。

その鍵は丹田、骨盤を構成する骨、身体の使い方にあると思っています。

自分は2011年より新陰流兵法を学んでいます。

このバケツに大河の水を注ぎこんだとしても動じない姿勢を作る、と口伝で伝わっています。 

丹田の位置は(お臍から指3本分下で、奥に指3本分)といわれています。

バケツの角度、丹田の圧を意識して最小限に動けると長丁場の登山は随分楽に行えるようになりますよ。   

          

足裏(土踏まず)、膝、腰、肩、頭が同線状に位置し頭頂部百会から蜘蛛の糸で軽く引っ張り上げられるような上半身で、最大限深い呼吸が出来る楽な上半身の動きを身に付けましょう。 

呼吸がしっかり丹田方向に吐けると下山時にスリップの危険性を和らげることが出来ます。 

  • 2.岩場への苦手意識をなくす。 

岩場に苦手意識があると、恐怖心が先行して腰が引けてしまいます。筋肉が硬直することに繋がるため疲労が溜まりやすくなってしまいます。 富士山では本格的な岩場の練習は必要ありませんが、天候により岩場のある富士宮コースを戻らなくてはならない日も御座います。

岩場の講習では富士山を見据えた登り方、下り方をレクチャーして歩きます。 

苦手意識はここで克服していきましょう。 

周りを見て段差のないところを兎に角、探していくこと。 

  • 3つ目は、事前の高度順応が大切。 

富士山に笑顔で登りきるために 必要な高度順応のための練習登山を行いましょう。 

これは酸素の薄い高所で運動出来る身体を慣らすことを言います。

頭痛がする、手がしびれる、吐き気に襲われるなど高山病が強く出てしまったら基礎体力と筋力があっても富士登山を楽しむことは難しいのです。

自分は富士登山が始まる前にツアーとは別に高度順応を行っています。下見、山小屋さんに挨拶も兼ねて8合目の池田館さん3250mまであがっています。その日はそのまま山頂へは上がらず、下山します。 

当日、高山病にかからないように、 3か月以内に事前に高所に身体を慣らす機会を設ける必要があります。

富士登山をするために3000m近い山で身体を慣らし、本番を迎えましょう。

高度順応のための練習登山も行っています。

富士山の特徴

山頂は3700m、高い高度で身体が気圧に対応できないと、簡単に頭が痛くなったり、手がしびれたり、しまいには吐いてしまったりと景色を楽しむことが出来なくなってしまします。

万全の準備をするのなら、基礎的な体力をつくる登山、岩場の練習、高度順応のための練習登山が不可欠です。

富士山を笑って登ろうを目標に、2023年、登山初めてに近い方を中心に3月から月一本程度の、練習登山を行って、富士山に臨みました。本番1か月程前に3000m級の山に登山したこともあり当日高山病に悩まされ具合が悪くなる人も出ず、皆で山頂を踏み、皆で下山することが出来ました。

富士登山を楽しんで貰えるようにお客様の体力に合わせたガイドをさせて頂きますが、笑顔で登り降りするための準備は必要であることをお伝えさせて頂きます。

日本の霊山の象徴、富士山を味わっていただけますように。

ご検討よろしくお願いします。

HPにあるカレンダーを見て頂き下記のお問合せフォームから第一希望、第二希望、人数など明記頂きましてご連絡をお待ち致します。

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