台風が通過した翌日、広河原に向かう芦安駐車場は朝からごったがえしていた。
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朝4時。緊急事態宣言が解除になり大手を振って登山が出来る、台風一過で青空も期待できたこの日は第一駐車場はほぼ満車で北岳に向かう人であふれかえっていた。広河原に向かう人はマイカー規制のためにここでバスや乗合タクシーに乗り換えることになる。
4時50分乗合タクシーが広河原に出発。6時30くらいに夜叉神峠登山口を経て広河原に到着をした。
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北岳に向かう多くの登山客を横目に見ながら、北沢峠方面に車道を15分。白鳳峠に繋がる登山口に到着をした。今回の目的は鳳凰三山の縦走路 特に下山で使用を考えているルートの下見でした。
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登山道に入ると樹林帯の急登が続きます。標高は1570m。
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少しなだらかな場所にたち、2000m付近から雰囲気が変わってきました。
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大きな岩が左手に見えてきました。
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大きな岩の横に備え付けてある梯子場を越えていくと、すぐにもう一つの梯子がありました。
慎重に行けば問題はありません。
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しらびその森を歩いて行く。真ん中の岩がイルカのようにも見え海をも思わせてくれました。
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樹林帯を抜けでる場所。
大きめな石が目立ってきます。
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ゴーロ帯に突入。浮石に注意が必要です。
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右手の尾根はこれから向かう高嶺からのもの。背後には北岳が見えて来ました。
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1570mから3時間程で白鳳峠に到着しました。
ここを右手に、鳳凰三山は高嶺を越えていくルートです。左に行けば甲斐駒が岳方向。
白鳳峠はゴーロ帯とは違っていて樹林帯。
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高嶺方面に歩いてきて振り返ると左手に先ほど登ってきたゴーロ帯、奥には仙丈ケ岳、甲斐駒が岳が姿を現してくれました。
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手前のピークを踏み、左手に見えるのが高嶺のピーク2779mです。
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近づいていくと岩山であることが判ってきました。中央部に登っている人がいますね。
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山頂直下はやや急峻な岩場で、段差の少ない場所を選び縫うように歩いて行きます。
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そして到着。
峠からは1時間程でした。
目の前には鳳凰三山と共に富士山が、本当に一時だけ姿を現してくれました。合掌。
その後ずっと雲の中。
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鳳凰三山 薬師岳
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鳳凰三山 観音岳
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鳳凰三山 地蔵岳が広がり、高嶺からコースタイムは40分。
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ここからの景色はまだまだ続きます。日本で2番目の高さを誇る北岳
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後方を見ればカールが美しい仙丈ヶ岳
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甲斐駒ヶ岳などなどが見えました。
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この日はお昼を摂り、もと来た道を戻っていきました。
このルートを用いると下山時間と体力の消耗は最小限に抑えられることでしょう。
夜叉神からのルートのようになだらかなコースではないために多少シビアな足運びは求められる点はあります、と添えておこうと思います。
気をつけて下山して広河原まで戻り、乗合タクシーで芦安まで戻りました。
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